ジャズピアノ練習帳

アマチュアジャズピアニストが、なんとか上級者の仲間入りしようと思い、練習のネタを書くブログです。

ボイシング

ドミナントモーション時のおいしい両手ボイシング

ドミナントモーションでメジャーコードに解決するとき、例えば G7 → C というコード進行の時に使える、おいしい両手ボイシングを紹介します。 トップノートが半音ずつ上昇し、ベースが半音ずつ下降して、Cメジャーに落ち着きます。これを G7 から C に変わる…

ディミニッシュコードのボイシング

ディミニッシュコードの片手ボイシングの基本です。 ディミニッシュの4音の最高音を全音上げてください。たったこれだけでジャズのテンション感が出てきます。 ディミニッシュコードのときだけでなくて、ドミナント(セブンス)コードでもこれを応用できる…

アッパーストラクチャートライアド(UST) C7の上にAメジャー

アッパー・ストラクチャー・トライアド(UST)を使うと、複雑なサウンドを生み出すことができます。 難しい説明は置いといて、C7の場合に使えるUSTを1つご紹介します。 C7の上にAメジャーを乗せたようなボイシングです。 ボイシングの上部で、テンションを…

ハーフディミニッシュの両手ボイシング

ハーフディミニッシュ(マイナー♭5)の両手ボイシングです。 このボイシングは、2度の音がシャープになっていることに注意。 ハーフディミニッシュでは、ロクリアンとロクリアン#2どちらも使えますが、このボイシングではロクリアン#2を選択したということ…

ホールトーンサウンドのドミナント7thコード

毎回は使えませんが、セブンスコードの印象を変えたい時の1つの選択肢です。 #11系のセブンスコードですが、ホールトーンスケールと見ることもできます。 速い曲よりも、ゆっくりな曲やバラードでアクセントとして使ってみると良いです。 少し弱めに弾くと…

メジャーコードの4度積み左手ボイシング

メジャーコードの基本的な左手ボイシングとして、4度で積むボイシングがあります。 3度6度9度で構成するか、7度3度6度で構成すると完全4度の開きになります。 パターンは2つありますが、たいていどちらかは音域的にツラいので、必然的にどちらかの…

マイナーコードのドロップ2

両手でボイシングするときにドロップ2(ドロップツー)を使う。 ドロップ2のキモは、10度の音程が出来ること。 10度の音程はリッチなサウンドを作る。 マイナーコードの基本的なドロップ2のボイシングはこちら。 マイナーコードのとき、いつでもこのボイ…