2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は、スウィング感という永遠のテーマを扱います。 スウィング感を言葉で表したり、定義をすることは困難ですが、スウィング感を構成する要素を取り出して練習することで、スウィングに一歩近づければと考えています。 八分で構成するフレーズを、次のよ…
C7の上にAメジャートライアドを載せるアッパーストラクチャートライアドの、アドリブフレーズの例です。 ド#がキラキラ輝いて聞こえるのは私だけでしょうか。 単音だけ引くとキツい音でも、トライアドを構成しているとかっこ良く聞こえるから不思議です。フ…
C7の上にAメジャートライアドを載せるアッパーストラクチャートライアドを、アドリブのフレーズでも活用していきましょう。 C7のときにAメジャートライアドを構成音としてフレージングすると、アッパーストラクチャートライアドの効果が得られます。 ただし…
今回はエグいボイシングです。アッパーストラクチャートライアド(UST)として、Cの裏のコードであるF#を載せたものです。 エグいのですが、使い所によってはすごーくかっこ良くなるので、よく使われるUSTの1つだと思います。 このエグいサウンドは、そう、…
アッパー・ストラクチャー・トライアド(UST)を使うと、複雑なサウンドを生み出すことができます。 難しい説明は置いといて、C7の場合に使えるUSTを1つご紹介します。 C7の上にAメジャーを乗せたようなボイシングです。 ボイシングの上部で、テンションを…
Cメジャーのツーファイブ進行でアウトしてみましょう。 Cメジャーのキーなので、DmもG7も、強引にCメジャーということにしちゃいましょう。 ここでCメジャーに遠いようで近いコードがあります。 Ab△、Bb△、Db△、Eb△、Fm こういったコードを当てはめてみます…
アドリブでのフレーズの作り方として、3拍で繰り返すという方法があります。 下記の例では、1拍目から始めたフレーズを、4拍目から繰り返しています。 たったこれだけのことでジャズっぽいフレーズになるから不思議です。 2拍目から始めたら、繰り返しは…
ハーフディミニッシュ(マイナー♭5)の両手ボイシングです。 このボイシングは、2度の音がシャープになっていることに注意。 ハーフディミニッシュでは、ロクリアンとロクリアン#2どちらも使えますが、このボイシングではロクリアン#2を選択したということ…
ここで終わりましたよ、という解決感の強いフレーズを覚えておくと、いろいろなところで便利です。 たとえば、カデンツァを弾いているときにこのフレーズで終われば、周りのメンバーが「終わった」ことを理解して、無事に終わることができます。
ソロ(アドリブ)を良いものにするには、ソロの構成を大中小の視野で考えることが重要です。 これは中くらいの視野でとらえる方法です。 ソロをとっている箇所から、4~8小節さきほどを見通して、どこでソロを休むか、先に構成を作っておきます。 そうする…
毎回は使えませんが、セブンスコードの印象を変えたい時の1つの選択肢です。 #11系のセブンスコードですが、ホールトーンスケールと見ることもできます。 速い曲よりも、ゆっくりな曲やバラードでアクセントとして使ってみると良いです。 少し弱めに弾くと…
バッキング(コンピング)やソロのときに使える、美味しいリズムとして、2拍3連頭抜かしで次の小節の頭につなげていくリズムがあります。 ゆったりとした広がりを持ちながら、小節の頭に向かってぐぐーっと盛り上がるサウンドになります。