アドリブ
アドリブを自由に取るための練習として、狙ったタイミングで、狙った音に着地させるという練習法があります。 たとえば G7 → C に解決するときに、Cメジャーの9度であるDでフレーズを終わらせます。そのとき、単にDを弾くのではなく、全音または半音を経てD…
リディアンフラットセブン(リディアンドミナント)というスケールもなかなか使えるスケールです。 Cリディアンフラットセブンはこんな音の並びです。 普通のドミナントコードのときにも使えますが、特に意識して使いたいのがダブルドミナントのとき。 たと…
バッキングの基本的なテクニックとして、コードを先取り(先食い?)する方法があります。 たとえば、このようなツーファイブ進行があったとします。 小節が変わるとコードが変わるように表記されていますが、これを少し無視して、半拍前に弾いてしまうわけ…
ジャズというものは、ある程度の「行儀の悪さ」がないとかっこ良いサウンドになりません。 「行儀の悪さ」を作る方法として、コードの変わり目を突き抜ける方法があります。 たとえば、こんなツーファイブ進行があったとします。 G7とCの変わり目を突き抜け…
C7の上にAメジャートライアドを載せるアッパーストラクチャートライアドを、アドリブのフレーズでも活用していきましょう。 C7のときにAメジャートライアドを構成音としてフレージングすると、アッパーストラクチャートライアドの効果が得られます。 ただし…
アドリブでのフレーズの作り方として、3拍で繰り返すという方法があります。 下記の例では、1拍目から始めたフレーズを、4拍目から繰り返しています。 たったこれだけのことでジャズっぽいフレーズになるから不思議です。 2拍目から始めたら、繰り返しは…
ここで終わりましたよ、という解決感の強いフレーズを覚えておくと、いろいろなところで便利です。 たとえば、カデンツァを弾いているときにこのフレーズで終われば、周りのメンバーが「終わった」ことを理解して、無事に終わることができます。
ソロ(アドリブ)を良いものにするには、ソロの構成を大中小の視野で考えることが重要です。 これは中くらいの視野でとらえる方法です。 ソロをとっている箇所から、4~8小節さきほどを見通して、どこでソロを休むか、先に構成を作っておきます。 そうする…